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episode1


「君のお母さんって、フレーゲル・・・」

「母とは言っても、血の繋がっていない母親です」

「・・・」

「あの人の狙いは、私です。 
私が死ねば、全てが終わるのです」
白雪は静かに言った。


「は、早まってはいけないよ・・・!」
今度はドアの奥から一人の男の声がしたかと思えば

「そうだよ」

「君が死なれては困る」
などと、違う男たちの声が聞こえた。


「みなさん、こちらに入ってきてくださいな」

「では、お言葉に甘えて・・・」

ドアから7人の小さな男たちが入ってきた。
きっとこの人たちがあのベッドの持ち主なのだろう。


「女王は自分のことを世界一の美女だと思っているんだ 」

「自分より美しいものはすぐに消すんだよ」

「女王は白雪を恐れてこの森に遊びに行かせた・・・というより追放したんだ」

「もう少しで白雪は、女王に雇われた殺し屋に、殺されるところだったんだ」

「殺し屋は何とかしてごまかしたらしいけど・・・」

「でも、いつかは女王にバレる日がくる」

「だから今は、僕らでかくまっているんだ」
と交互に語った。

「フレーゲルの城はどこに?」

「この森を抜けた奥にあります」


「城のまわりは魔物に変えられた、兵士や住民がうじゃうじゃいるぞ」

「大丈夫だ。
俺のこん棒でグニャグニャにしてやる!」

「そんな事をしたら、死んじゃうだろ」

「・・・」
なんて恐ろしい小人なのだろうか。

「でも、さっき王子が来客を切ってたよ」
ピノキオ・・・

「お前さんの言う通りだ。
・・・姫さんには悪いが、俺は鬼になってでも、立ち向かうべきだと思う」


「おっと、話なんてしてる場合じゃないぞ。
その話は後でだ。
仕事の時間だ」

「行ーくぞー!」

「行ーくぞー!」
一番偉そうな小人が叫ぶと、それにつられて他の6人が声を揃えて叫んだ。

「そして君らも・・・」

「行ーくぞー!」
小人達は僕らの背中を押しながら、部屋の外へ連れて行った。

「姫さん。
おいら達行ってくるから、ご飯よろしくね」
おとぼけ顏の小人が嬉しそうな顔で、白雪に頼んだ。

「はい。
・・・では、ピノキオさん達もまた後で」
白雪は出て行った扉から顔を出して、手を振った。

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episode2
名無し

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不思議の国の白ウサギ・第七章~嫉妬する林檎~

不思議の国の白ウサギ・第七章~嫉妬する林檎~

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作成日:2013/03/30

作成者:名無し

総ページ数:6

閲覧数:3741

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